会社から独立してフリーランスで活躍していくには即戦力になれるかどうかが重要となり、将来性があるといえます。市場で求められるスキルや経験が備わっている、市場価値の高いフリーランサーほど、自ら条件をつけて契約ができたり、報酬を上げることも可能です。フリーランスとしての単価は上げることが可能なのでしょうか。

まずは実務経験を積むことです。特定のスキルに関して経験が5年以上になると受注できる仕事の幅が広がりますし、企業からも優遇されます。複数の企業から案件を頼まれる場面も増え、報酬等の条件も提示しやすくなります。

自身の市場価値を常に把握し続けることもとても重要です。いっときの市場価値が高かったとしてもIT業界の進歩は目を見張る速さで移り変わっていきます。エージェントに登録することでも確認できますし、自分のスキルも上がっていくのでやはり定期的に自分の価値は確認していきましょう。そうすることで市場価値を上げるために何をするべきかも見えてきます。

これを踏まえて、ひとつの企業と同じ案件を受注し続けている場合にはきちんと定期的に単価交渉する必要があります。ずっと同じ単価で仕事を続けていることで損をしてしまう可能性もあります。他の案件を受注する際にも影響が出てくるので自分の価値を下げないように仕事をしなくてはいけません。

その他にもコミュニケーション力やマネジメント力があるとなお自分の価値は上がっていくことが期待できます。